077279 ランダム
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Caloriの脳内フォトグラフィー

毛皮産業の実態(酷)

毛皮産業の実態

昨日の夜、偶然テレビでやっていた番組にわたしたちは釘づけになってしまった.フィルムの題名は 「The Witness(目撃者)」毛皮産業の残虐な実態が、淡々と映し出される.森にしかけられた罠の数々、その罠に野生動物が捕らえられるところ.いや、捕らえられるなんて優しい言葉ではない、なんとも酷いやり方.また、体の向きを返ることもできないような狭く不潔な檻の中で、餌もろくに与えられず死んでゆく動物達.毛皮の質を良くするために、寒い中に無理矢理出され、衰弱していく動物達.殺されるときは、棒で頭を潰される.または高電圧を流しショック死.或は窒息させた後皮をはぎ取られ、その後目覚め苦しみながら死んでゆく動物達...

制作者はこのビデオをより多くの人に見てもらうために街に出てゆき、車に備え付けたスクリーンで上映.道行く人は、あまりの情景に言葉を詰まらせ、涙を流していた.

わたしも涙を押さえることができなかった.夫も見入っていた.

...衝撃でした.ほんとうに.ファッションや、見栄で毛皮を買うことは止めようと思った.ひと昔前、毛皮反対のムードがあったけど、去年なんて、もうどこ吹く風の毛皮マフラー人気でしたよね.わたしも買ったくちです.

でも、もうこれを見たらとても買えません.寒い地域で生きて行くために毛皮が必要なのは分かるけど、道楽のために支払う代償としては大きすぎる.

これまで西洋の動物愛護って、ヒステリックに叫んでばかりのイメージがあって、あまり好きではなかった.だって日本人の話に聞く耳もたず、とにかく鯨はだめだとか.とかく感情的で.自分達の国では日本人の何倍肉くってんの?みたいな.その前に人のために満足いく福祉制度を作れ!みたいな.

この日記の描写で気分を害された人もいるかもしれませんね、ごめんなさい.でも、目をそらすのは楽だけど、やはり現実に目を向けるべきだと思うから.

下のホームページで、プレビューが見られます.

http://www.tribeofheart.com/

日本語の毛皮反対のサイト(別団体)

http://mbis0.tripod.com/fur/furmain.htm


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